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大丈夫、愛だ

大丈夫、愛だ_f0147413_22471908.jpg出演:チョ・インソン、コン・ヒョジン、D.O、ソン・ドンイル、イ・グァンス、ヤン・イクチュン

2014年、SBS、全16話。
韓国を代表するイケメン俳優チョ・インソンが演じるのは、完璧なルックスを持つ人気小説家ジェヨル。女たらしで飄々とした性格だが、深い心の傷を抱えた繊細で多面的なキャラクターを演じきり、現代人の癒しと共感を誘った“ヒーリング・アイコン”として2014スタイルアイコンアワードの大賞を受賞した。対するヒロイン・ヘスには、「パスタ~恋が出来るまで~」「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」など、主演ドラマ5作が視聴率連続1位を記録した“不敗の女神”コン・ヒョジン。本作では知的でクールな精神科医に扮し、“コンブリ(コン・ヒョジン+ラブリー)”のイメージを一新。心の病の専門家でありながら、自身も“恋愛恐怖症”を克服しようとするヘスを演じている。本作は、「その冬、風が吹く」のヒットメーカーとして知られる演出家キム・ギュテと脚本家ノ・ヒギョンが、シリアスなテーマを軽快かつロマンティック、それでいて切なく心に沁みるラブコメディとして織り上げ、同時間帯視聴率1位を記録! 2014 SBS演技大賞6冠、2014 APAN STAR AWARDSでは大賞を含む3冠ほか、数々の賞を獲得している。


<感想>

WOWOWの録画を貸していただいて観たのですが、観る前は全然知らなくて、ただいつも貸してくださる方が「いいのよ~、すごくいいのよ~」って。(笑)チョ・インソンはもともとそれほど好きというわけでもなく、「その冬、風が吹く」にもそれほど惹かれなかったのですが、大好きなコン・ヒョジンさんがヒロインということと、脚本があのノ・ヒギョン作家ということで、少し興味を持って見始めました。
最初からかなり好きでした。変な人ばかり出てくるけど、実はみんな心優しくて、奇妙なのは心の病を抱えてるからなんだと分かります。ヒロインのヘスは精神科医なのだけど、彼女自身も治す身でありながら患者でもあるという構造になっていました。ただ彼女の病は、私的にはそんなに問題は大きくないだろうな、とすぐに察しがつきました。問題はチョ・インソンのほうだろうと、最初の方ですでに何らかの予感を抱かせるというか、そんな雰囲気があります。そして途中でその病の重さを知った時の衝撃。わりと早めの回から、あれ・・・?と違和感を感じ、まさか・・・?という疑問を抱き、観ていくにつれ、その違和感と疑問はどんどん増していって、最終的に、多分誰もが想像通りだとは思うけど、衝撃は大きい。
そんな難しい役をチョ・インソンは何かを恐れながら(何かも結局分かるんだけど)閉じこもって苦しんで、ヘスをはじめとした周りの人たちの助けを受けながら立ち直っていくんです。愛があれば大丈夫、そんな意味合いのタイトルなんじゃないかな~と思います。その愛とは、ヘスとの愛だけではなく、ていうか、むしろ家族との愛、友情、そういうものが大切に描かれているドラマでした。私の詳しいネタばれ感想はカテゴリ「大丈夫、愛だ」で語り倒しております。少し暑苦しいかも。(笑)
バリ出来でブレイクしたチョ・インソンさん、サンドゥ、学校へ行こうで注目を浴びたコン・ヒョジンさんならではの、繊細な心のやり取りを描いたドラマで、まさに絶妙のキャスティング、脚本だったと思います。
インソンさんのお兄さん役のヤン・イクチュンさん、凄いです。こういう役柄、好きなんです。愛おしい。(笑)
そしてヘスと共同生活しているドンミンとスグァンも大好きです。彼らもめっちゃ愛おしい。ラブ!!(笑)

一緒に見ていたうちの母は、古い人間だからなのか、精神を病んでいる人たちのドラマという設定が、なんか変な人たちばっかりが出てくるドラマ、と感じたらしく、それほど面白いとは思えなかったらしいので、ひょっとして好き嫌いが分かれるドラマかもしれませんが、私は久々やられました。こんなにやられてもチョ・インソンさんに心奪われることはなかったけれど(いやカッコいいんですが・笑)周りの人たちが素晴らしすぎて、これはもう出し惜しみする意味ないな、ということで、満点ドラマに入れたいと思います!

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆☆


by himeka_kisaragi | 2015-09-15 23:16 | た行

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