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風の国

風の国_f0147413_2331380.jpg出演:ソン・イルグク、チョン・ジニョン、チェ・ジョンウン、パク・コニョン

2008年、KBS、全36話。
高句麗を建国した朱蒙(チュモン)の孫にあたる無恤(ムヒュル)と、彼の父・琉璃(ユリ)王親子の葛藤や愛憎をえがいたドラマ。「朱蒙」(MBC)のソン・イルグクが、その朱蒙の孫を演じることでも話題となった。
キャストは他に、ユリ役に映画「王の男」のチョン・ジニョン、ムヒュルが愛する女性ヨン役に「噂のチル姫」「12月の熱帯夜」のチェ・ジョンウォン、そしてそのヨンを巡ってムヒュルと対立するトジン役に映画「ダンサーの純情」他ミュージカルで活躍しているパク・コニョン。

「海神」(KBS)のカン・イルス監督とチョン・ジノク脚本家が再びタッグを組み、製作費200億ウォンをかけて製作。海外からの関心も高く、KBS史上最高額で日本に先行発売されたことも話題になった。


感想

自称・高句麗の民(笑)として「風の国」は楽しみにしていたドラマ。それにイルグクssiのライバル役として、大好きな映画「ダンサーの純情」のパク・コニョンssiが配役されていることを知り、その期待はかなり大きなものでした。スタッフも「海神」のスタッフだから、下手なものを作るわけがないし、と。(*^_^*)
そして、結果、このドラマには、色んな思いを感じました。
はじめは戦闘シーンから始まって、もう~サスガ「海神」スタッフ!という感じで、その映像迫力に大感激。(*^_^*)
それから少しして、高句麗に夢を抱いている私には辛い現実を突き付けられもしました。(笑)
何かというと、高句麗の弱体化です・・・(笑)これ、他の人にはどうってことないことなんでしょうけども(笑)私にはかなりショックな出来事でした。(笑)強い強い三足烏のあの国が、扶余に押されて、今にも支配下に入れられそうになっていたんですもの~~;;あの、朱蒙が建国したときの強さは、いったいどこへ?の気分だったことは隠せない事実でした。(^_^;)
それからまたしばらくして、いよいよお目当てパク・コニョンssi演じるトジンが活躍しはじめて、ようやく高句麗の状況にも慣れてきた(笑)のか、このドラマが「朱蒙」や「大祚榮」などの、建国のヒーロー達が大成する物語ではなく、この高句麗が出来てまだ年月が浅い混乱した時期を舞台に、登場するキャラクター達の生きざまと心の葛藤を描いた人間ドラマなんだ、と分かりました。それと同時に、ベースが韓国の少女漫画だと分かり、原作を読んでみたいと思うくらい、彼らの心の葛藤や複雑な人間関係が面白く感じました。
そして終盤、何が原因かいまだ謎ですが、私の中の盛り上がりに陰りが・・・。これは偶然なんですが、たまたま最終回近くで、会社の同僚と話していて、彼女も同じことを感じていたことを知り驚いたんですが、彼女も原因を分かっていないようでした。何でかな~・・・
好きだったトジンが壊れていったのが悪かったのかとも思ったけど、それは「太王四神記」でも味わったことで、「太王~」では私のホゲへの思いは影るどころかエスカレートしたくらいだったので、それが理由ではないだろうし。(笑)
最終的に、人間ドラマは吹き替えで見ると入りこめないのかな?と思いました。まああと、週に一回というペースだったので、それも乗りきれない原因だったのかも。「太王~」は最初に放送された字幕放送を見始めて、途中からDVDで一気に観たので・・・。
というわけで、CMでカットが多いということはまた別として、このドラマはDVDで字幕で一気に観てしまうのがお勧めかも、と思います。史劇だけど全36話なので見やすい長さですしね♪

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆
by himeka_kisaragi | 2009-11-12 00:10 | か行

「宮」以降に見たドラマの感想のみで、それ以前に見たドラマについては、今のところ書いてありません。記事にないドラマについてコメントをくださる場合はカテゴリー「新フリーコメント」の記事にお願いします。※「フリーコメント」はコメントが増えすぎたので変えました


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