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風の国 34話

泣きそうになりました~。基本、泣かないんだけど。(^_^;)
私、わりかし泣ける場面が限られていて、男女の切ない別れみたいなシーンでは殆ど泣かないんですよね。いや、絶対じゃないけど。(笑)男女のシーンでも「ごめ愛」とか号泣でしたが、割合としては友情や親子愛、忠誠、師弟といった恋愛に関係ない切ないシーンとなると、いきなり号泣になっちゃうんですよね。何なんでしょうか、これは。(笑)

ま、それはいい。(笑)そんな私がジ~~ンときた切ないシーンが・・・(ネタばれしてま~す)





ヨンとホドンを助け出そうとしたけれど、ヨンが自らホドンだけを渡して、自分は残る決心をしつつ、そこへムヒュルが馬に乗って通り過ぎる後ろ姿を見つめるシーン。これは切なかった…;;ヨンはもう二度とムヒュルと会えないのを覚悟してホドンを渡したんだろうな~と思って、かなり可哀想に思ちゃいました。そしてあのいつもの曲が流れるんだもの~。あまりヨンのことは好きではないので(笑)こういうシーンで泣きそうになるのは珍しいです。(笑)


・・・でも、実はここからオチが。(笑)
なんたって、やっぱり私はトジンに思い入れしてるもので、このシーンも心の中に「大切に息子として育ててきたホドンと、愛するヨンが離れていってしまい、傍に誰もいなくなってしまうなんて、トジンが可哀想だな・・・」という思いがあって、そのあとにヨンが自分は残る決心をしたのを見て、自分だけはトジンのもとに残ることにしたのは、多少なりとも大切にしてくれていたトジンへの感謝と温情があったから残ったのかな・・・と、勝手に思ったのです。
でも、違いました。ヨンは、敵国となった扶余の王族である自分が高句麗の王であるムヒュルの傍にいることは、ムヒュルのためにならない、迷惑がかかる、という一心だったのですね・・・。
まあ、当然といえば当然。思いこんだら一途なのが韓国ドラマ。トジンへの温情をヨンに期待した私が間違いでした。(笑)ゆえに、このシーンも私にとっては、やっぱりトジンが可哀想、というシーンになっちゃいましたわ・・・(^_^;)

そして、高句麗の王妃。本当に二重人格というか、裏表の激しい超意地悪い女なので、基本、好きではないのだけれど・・・ヨンとムヒュルの子を胸に抱いて、本気で平静でいられたら、そら~天使さんですよ。せめてムヒュルから家族としての愛を感じていられたら、まだ良いかもしれないけど、あの頑なさからいって、ムヒュル、一生子作りする気もないんじゃ・・・と思ってしまう・・・。王妃なのに、王様から王妃として扱って貰えない、王と自分との子供を作れない彼女にも、同情してしまう私なのでした。(;;)


さて、もうすぐ終わりですね~。私、トジン目線で見ていますが、堕ちてはいないです。
立場的には「太王~」のホゲとこのトジン、そんなに差はないのに、自分のホゲへのあの入れ込み方を思い出すと、それに比べれば全然トジンへの気持ちは違いますね~。どっちも二番手、報われない、だんだん酷い人になっていく、という図式は同じなんですけどね。(笑)いや、むしろホゲのほうがトジンより、全然酷い人って感じでしたよね~。(笑)やっぱ吹き替えのせいかな・・・そんな気がしてきました。想いの強さとか激しさとか、そういうものは本人の口から出ていないと、なかなか伝わってこないのかも・・・?
by himeka_kisaragi | 2009-10-04 00:41 | 風の国

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