グリーンローズ
2008年 03月 09日
2005年、SBS、全22話。
命的な愛を貫く偉大なる物語、サスペンス・ラブストーリー『グリーン・ローズ』。
殺人の汚名を着せられたある男の脱走劇と成功、そして復讐をテーマにし、男性が好むテーマを盛り込んだドラマですが、要所要所にロマンスも取り入れられているため多くの女性にも受け入れられました。
喜びや悲しみ、希望や絶望を同時に味わう男の姿、また大規模な中国ロケを行い、中国と韓国を行き交いながらリアルに表現される成功と野望、そして企業の暗闘など、スリリングな要素も多くのファンを生んだ要素だと言えるでしょう。
女性には死をも厭わない美しい愛とファンタジーを、男性には愛する女性を命がけで守る純愛を教えてくれるこのドラマは、幅広い世代の人々から人気を得て大きな話題となりました。
感想
BSフジの、年末一気放送があったとき、少しだけ見たんですが、さすがに本当に年末で、朝から晩までの放送をずっと見ていられるような時間はなく(笑)かといって、好きな俳優が出ているわけではなかったので、録画してまで・・・という思いから、今まで見る機会のないドラマでした。
少しだけ見た限りでは、それでも骨太な面白いドラマ、という印象だけを持っていたのだけれど、当時サスペンスにそれほど興味がなかったんですね。ところが、最近「復活」「魔王」とサスペンスを見たことで、グリーンローズも面白そうだと思って、今回改めて見ることに~。
で、最初のほうは、主人公のコ・スくんが、どこまでも不幸へと堕ちていく話が続いて、正直ちょっとメゲたというか、コ・スくん本人も、ハンサムとは思うけど、私のタイプじゃなかったし、しかも脱走劇では突っ込みどころ満載で、ついつい、え~~、こんなことしたら、普通警察呼ぶでしょ?とか、そう思うこととか多くて、ご都合主義だな~って思ってたんです。
ところが、後半、コ・スくんがいよいよ復讐を始めるあたりから、まずキャラが変わって、普通のサラリーマンだった彼が、中国の大企業の社長として戻ってきたとき、クールで身内には優しくて、強くて冷静で、とにかく、カッコよくないとは言えない!っていうくらい、カッコよくなって戻るんですよね。(笑)あの、抑えた演技がとてもカッコよかった。
全体的にテンポもよく、「復活」ほど難しくなく、サクサク見れるのもよし、です。
ラストのほう、多分好評で20話が伸びて22話になったのかな?という感じがするんだけど、そのせいか、ちょっとテンポが悪くなる感じも少々。引き伸ばしかしら?と思った。(笑)
やっぱ、ドラマは好評でも、引き伸ばしちゃ魅力が半減するかもね・・・
それにしても、このときのイ・ダヘ、演技下手だなぁ・・・;;
このあと、色々出るようになって、上手になっていったんだね、きっと・・・
足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆