<   2016年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧

f0147413_00145410.jpg

朝鮮王室の衣服を担当する部署・尚衣院(サンイウォン)を舞台に、伝統職人と天才デザイナーの対決とスキャンダルを描いた歴史ドラマ。天才仕立師が王妃に請われて尚衣院に入ったことから起きた職人と仕立師の対立が、劣等感を抱く王と孤独な王妃を巻き込んだ事件に発展する。出演は、『シュリ』などのハン・ソッキュ、『マルティニークからの祈り』などのコ・スなど。監督は、『男子取扱説明書』のイ・ウォンソク。ゴージャスな衣装類と、愛や嫉妬、欲望渦巻く濃厚な人間関係に目がくぎ付け。

<感想>
映画の感想は久しぶりです。たまに見るのですが、感想を書きたくなったのは久しぶりかもしれません。面白かった!!
ハン・ソッキュとコ・スの演技対決的な、それくらい強烈でした。といっても、とても人間的な感情がやり取りされる話なので、別に映像が強烈だったわけではないですよ。たまに映画は刺激的過ぎなものがありますけど(笑)これは大丈夫。(笑)
傾向としてはパク・シニャンの「風の絵師」のように、宮廷のとある部署に関わる人が少しずつ次第に大きく政治に影響を及ぼして行くがゆえに、様々な欲や感情に支配された人たちが物語を動かしていくような、そんな似た部分を感じました。
ハン・ソッキュは秘密の扉もですが、嫉妬を表現するのがうまいですね。人間的で俗物的で、そのドロドロした部分がコ・スの光と対照的で、コ・スを輝かせるという感じ。
王様役のユ・ヨンソクの歪んだ描写も、パク・シネの美しさも、とても良かった。
何気に、出だしの現代の部分、新しく王室の服を作る職人が発見されました、というところから始まるのも好きですね。最後のハン・ソッキュのシーンとリンクしていますから。師弟愛も素敵でした。


[PR]