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f0147413_2331884.jpg出演:ヒョンビン、ソン・ユリ、イム・ジュファン

「サンドゥ、学校へ行こう」「ごめん、愛してる」を演出したイ・ヒョンミン監督と、あの「冬のソナタ」のキム・ウニ、ユン・ウンギョン作家の脚本ということで、タイトル通り、まさしく童話の世界のような切なくロマンティックなラブ・ストーリー。
ヒョンビンは、「アイルランド」や「私の名前はキム・サムスン」のフレッシュでスマートな印象からは一転。無造作に伸ばした髪に無精髭、ボクサー事務所に住み込んでボクシングをする役ということで、身体もかなり絞り込んでいる。
子供時代に淡い思いを抱きながらも離ればなれになった2人が、偶然思いもかけず再会するが、お互い会えない時間に辛い経験があり、また子供時代とは違う容姿に当人同士は気づかない。運命のいたずらか、気づけないうちに互いに惹かれるものを感じた矢先、あの時の2人だと気づく。だが、互いの身に起きた過去の出来事が、2人を愛し合ってはいけない関係にしてしまっていた・・・
ヒョンビンの、それまでとは違う役作りが光る一作。


感想

大好きな「サンドゥ〜」「ごめ愛」の監督さんに、「冬ソナ」の脚本家の組み合わせということで、切ないアンハッピーなシリアスラブストーリーだろう、と予想してました。それはかなり当たっていて、冬ソナ同様、毎回テンポ良く進むところも見やすいし、なにより、このドラマのヒョンビン、すごく大人で、私はサムスンでの彼よりも、こちらのほうが好きになってしまったので、彼が切なくソン・ユリを見つめる瞳、視線に、毎回胸キュンでした。ラストは予想とは違っていたけど、良かったです。
が、しかし、見終わってしばらく経った今、心に強烈に残る何かが私には足りない。
決して良くある展開でもなく、設定の非凡さはあるけれど、後を引くものがない。
いつも思うのだけど、テレビ放送で週一回ずつ見るのと、DVDでラストまで一気に見るのとでは、見終わってからドラマへの思い入れがかなり違う。一気のほうが、ドラマの世界に入りやすいからだと思う。そんで、これは週一回テレビで見たので、そのせいもあるのかなぁ・・・。でもやっぱり、ちょっと深みが足りない印象は否めないかも。


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆
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f0147413_2375893.jpg出演:チャン・ヒョク、コン・ヒョジン、シン・ソンロク、ソ・シネ

07年3月からMBCで放送され、高視聴率とともに全16話で幕を閉じた。
映画「僕の彼女を紹介します」で人気を博したチャン・ヒョクが、除隊後の初のドラマ出演となり、入隊前よりも奥深い演技だったという評価を得た。
コン・ヒョジンは「サンドゥ、学校へ行こう」以来、2度目のイ・ギョンヒ脚本ドラマへの参加となったが、過去の出演作の、どちらかというと個性の強い役柄とは一線を画す、自然体の演技が光った。
また、なによりこのドラマを輝かせたのが幼くしてHIV感染者という設定の子供ボム役を演じたソ・シネと、認知症の祖父・ミスター・リ(呼び名)役のシン・グ。
非常に重い人物設定の中、彼らの明るい性格設定と演技の上手さ(ベテランのシン・グに、上手いというのは失礼ですが…)が、物語を温かく優しいものにした。
当初、「魔王」「魔女ユヒ」といった裏ドラマに話題が集まっていたが、放送が始まるにつれ視聴率が伸び、最終的に「ありがとうございます」の一人勝ちのようになった。

感想

いや〜〜〜〜、面白かった。期待通りでした。
私の5.5★評価「魔王」の裏で高視聴率を獲り(苦笑)、既にファンとなりつつあるイ・ギョンヒ作家(「サンドゥ、学校へ行こう」「ごめん、愛してる」「このろくでなしの愛」を執筆した脚本家)の最新作なので、見る前からきっと面白いはず、と思ってみたにもかかわらず、期待を裏切らないところが、やっぱりサスガでした。
何度、涙が私の頬を伝ったか分かりませんよ、ええ。(笑)
HIV感染した子供と認知症の祖父という、どうやったって不幸な重苦しい展開が想像出来るじゃないですか。ところが、第1話からグングンと話に引き込まれ、時に笑い、時に切なく展開する恋愛部分に胸キュンし、そして辛い展開に胸を痛め、あっと言う間の16話でした。こんなに16話が短く感じたのは久しぶりかもしれません。
恋愛部分では、やはりチャン・ヒョクがす〜ごくイイ。何というか、カッコイイという言葉で片づけるのは申し訳ないが、語彙が少ない私はカッコイイと書かざるを得ない!
改めて、脚本のイ・ギョンヒ作家は、「サンドゥ〜」「このろくでなし〜」でのRainといい、「ごめ愛」のソ・ジソプといい、傷ついた男の格好良さを描かせたらピカイチと思いましたね。(笑)
ライバル(?)役のシン・ソンロクも、そこらに転がるライバルとはひと味違って、カッコイイだけじゃない、または優しいだけじゃない、またはイイ人だけじゃない(ライバルって、だいたいこの3つのどれか一つのパターンな気がする)複雑な人間性を持ったイイ男なので、見てるこちらも、どっちの男性にも共感してしまう〜!なんて、悩ましい気持ちにさせられました。(笑)
重い設定なのに、次へ次へと進みたくなる、心に優しい風が吹くようなドラマです♪

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆☆
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f0147413_23543082.jpg出演:ユン・ウネ、オ・マンソク、キム・ジソク、チョン・ソヨン

2006年、KBSにて放送。全16話。
ドラマ『宮』での好演によって女優としても大きく成長したユン・ウネ、そしてミュージカル俳優出身のオ・マンソクが息の合った演技を見せている。特にオ・マンソクはドラマの中で歌詞を作り変えた歌を披露し、また特有のスタイルで方言を使うなど俳優としての実力を見せつけ高視聴率をマークした。
ソウルっ子で、デザイナーを夢見るイマドキの女の子ジヒョンと、ぶどう畑で勤めるダサい農村男テッキのラブストーリーで、一年間ブドウ畑で働けば畑を相続出来るという約束のためにソウルからやってきたジヒョンが、嫌で嫌でたまらなかった田舎暮らしに徐々に染まってゆき、すっかり見た目までもが田舎娘に変わっていく姿も面白いが、次第にブドウの樹に愛情を持つようになると同時に、同じようにブドウに愛情を注ぐテッキに惹かれていく過程が心温まる。



感想

「宮」のあとのドラマ出演というユン・ウネちゃんと、「恋するハイエナ」の直前に撮っていたオ・マンソクのラブストーリーという、私には馴染みのある2人が主演だったので、安心して見始めることが出来ました。
最初はかなりドタバタコメディという感じが強くて、正直面白くなかったんですが(あまりドタバタ過ぎるのは好みではないようです…;)途中からジヒョンが変化して、ブドウの樹への愛情を示すようになってきたあたりから、同時にテッキへも惹かれていくので、面白く見れました!特に、怪我をしたテッキに服を縫ってあげて、テッキが感動するシーンや、山でのテントの一晩のあと、朝ご飯でテッキの生い立ちを聞いて涙するウネちゃんは、すごく可愛かった♪
ドラマ評では、「宮」のチェギョン役とカブる、とかっていうのを良く目にしましたが、確かにケンカするとすぐ「ボラグヤ〜?!」と突っかかるあたり、似てましたけど(笑)私はチェギョンよりかなり素直じゃないかと…。(笑)可愛かったですよvv
あと、ラスト、心が通じ合うシーンでは、ちょっと「宮」でのシン君と初めて気持ちが通じるシーンに似ていた気もしましたが、彼女には好感を持ってるので平気でした。(笑)
ちなみに、オ・マンソクは、私はけっこう良かったです。周りでは「あの顔がどうも苦手で…」という方もたくさんいるんですが(笑)ジヒョンと一緒に隣で眠る時の寝顔とか、綺麗系に見えたけど・・・(^^; あと髪型も普通で、好きだし。

ラスト、ほのぼのと心温まる感じで良かったです。そんな、何回も観たいというほどではなかったですけどね。(笑)


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆
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f0147413_23345156.jpg出演:カム・ウソン、ソン・イェジン、コン・ヒョンジン、イ・ハナ

原作は、日本の小説家・野沢尚(「眠れる森」など)。主演の2人はどちらも映画で大ヒットをとばした演技派ソン・イェジン(「私の頭の中の消しゴム」「四月の雪」など)とカム・ウソン(「王の男」)で、彼らは離婚した元夫婦を演じる。
別れて3年も経つというのに、何故か何かと用を作って(?)会う2人に、周りも彼らがまだ互いに心が残っているのだから、と元サヤを願ってお節介をやく。けれど本人たちは、意地っ張り同士で友人以上のつき合いから脱皮出来ない。
ところが、脱皮出来ないのは、2人の心の奥に大きな傷を抱えているからだということが次第に分かってきて…。
日本の小説をドラマ化しているせいか、エピソードが見事なくらいにリアル。まるで野沢尚というよりは、柴門ふみ原作のドラマを観ているような気分になります。
静かに淡々と、時に笑いもちりばめながら、大人の恋愛模様を描くラブストーリー。


感想

まさしく、淡々と、出ている2人が映画畑だからということも含めて(ソン・イェジンは、ドラマ「夏の香り」とかにも出ていますが)まるで韓国映画を見ているようです。
韓ドラのラブストーリーの特徴である、あり得ない偶然の出会い、ドラマチックな人間関係、不治の病、意地悪なライバル、という、ドラマを盛り上げる要素が皆無です。
しかしこの静かな流れのドラマは、韓ドラらしさはなくとも、主人公だけではなく、彼らをとりまく人たちの心の動きがものすごく繊細に描かれていて、非常に共感出来る。
誰もが思い当たるであろう昔の恋の痛手など(汗)が、エピソードとしてとてもたくさん盛り込まれているからだと思います。そのぶん、切なさは他のドラマの3倍;;

過去の韓ドラは、どんなに切なくても、自分とは全く関係ない、いわゆる第三者的に見れたので、切なさすらも楽しめる要素(しかも重要な)ですが、これはあまりに色々と思い当たったり、どっか身近で聞いた話だったりで、リアル過ぎて胸が痛い…;;

ラスト近くは特に切なさ全開で泣けた私ですが、だからこそ、少し疲れる作品。
面白いし、昔の恋を思い出してひたりたい、な〜んて人にはとてもお勧めですが、私はわりと韓ドラには“現実逃避”を求めていたりするので、リアルで微妙に疲れました;
でも、やっぱり…とってもいいドラマです。ソン・イェジン、カム・ウソン、上手い。
ただ…髪型のせいか、カム・ウソンが終始、山崎邦正に見えるのが辛かった。(笑)


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆
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