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f0147413_23194943.jpg出演:キム・サンギョン、イ・ユンジ、イ・ウォンジョン、イ・ヒョヌ

2008年、KBS、全86話。
朝鮮王朝時代、最高のリーダーと称され、韓民族最高の文化遺産「ハングル」を創りだした名君の激動の生涯を描いた韓国歴史超大作ドラマ。
大王世宗を演じたキム・サンギョンは韓国グラミー賞ドラマ部門最優秀演技者賞を受賞!
毎年末注目のKBS演技大賞では、イ・ユンジとイ・ウォンジョンが優秀演技賞を、 世宗の子供時代を演じたイ・ヒョヌが青少年演技賞をそれぞれ受賞した。
「王と私」(SBS)、「イ・サン」(MBC)と同時期に、歴史ドラマには定評のあるKBSが満を持して送り出した本作。3番目の王子として王位を継承し、戦争のない平和な時代を成し遂げるために血のにじむような努力を重ね、ハングルの創設者としても有名な世宗大王。李舜臣とともに韓国の偉人として今までドラマ化することは難しいとされてきた名君の人間的な側面にスポットを当て描くことに見事成功した。また、「不滅の李舜臣」「ファン・ジニ」「太陽人 イ・ジェマ」と次々と歴史ドラマをヒットさせた人気脚本家が、女性の視点から大王と彼の生きた時代を描いた点に注目。


感想

このドラマは前から見たいな~とは思っていたんです。でもそれはドラマについて大した知識があったわけじゃなく、史劇を色々見始めた頃に韓国で放送していて、面白そうかなと思ってチェックを入れていただけでした。あと世宗大王は朝鮮王朝では最も有名な王様でしたしね~。それと主演のキム・サンギョンssiですが、ちょうどそのころにTVで「弁護士たち」を見て、地味だけど意外にカッコいいかも、と思っていたんです。
さて前置きはともかく、ドラマについてはカテゴリー「大王世宗」で何度も感想をアップしているので、それを読んでいた方は、私が最初にこのドラマを面白いと感じたのが、なんと25話まで見てからだったという、超目覚めの遅い感じだったのが分かると思います。(笑)
なんでかっていうと、このドラマの特徴として、キャラクターを描くにあたって善悪が物凄く曖昧なんです。曖昧というと聞こえが悪いですが、それがだんだん面白いと思える要素に変化した部分でもあるので悪いことではないんですけども、最初はこれのせいでキャラクターが把握できず、キャラが何を考えて、どうしたいのか、目的も見えづらく、ドラマを理解しにくかったのです~
ところが俄然面白くなっていったのは、はじめは世宗がまだただの大君だったころの王様に敵対する勢力(朝鮮王朝が滅ぼした高麗の復興勢力)が、彼らには彼らの目指す世があり、そのために命をかけて戦う人達なんだという理由づけをエピソードとして組み入れたあたりからなんです。
それからは、次々と敵対する人間が出てきても、やはり彼らには敵対する理由があったり、彼らなりに仕える人への忠心がある、というのが、もう当たり前のようになってきていて、つまりは出てくる人達に完全な悪役はいないんです、このドラマ。そしてその理由が分かるエピソードは、必ず泣ける。(笑)勧善懲悪ではないところが魅力のドラマでした。

それから、最初の頃からしきりに書いてますが(笑)とにかくこのドラマは「人間ドラマ」でした。
偉人のサクセスストーリーでも、朝廷内の争いを描いたものでもなく(そういうエピソードはもちろんありますが)それらは展開上のスパイスのようなもので、ドラマで描かれているのはどれも登場人物を表現するためのエピソードなんです。だから人間ドラマであり、感動させられちゃうんです。
ストーリーの面白さで引っ張っていくドラマもありますよね。MBCの史劇はそういうのが多い気がします。でも大王世宗はいかに登場人物たちを表現するか、という、キャラを描くためにエピソードが存在するドラマでした。

面白い史劇はたくさん見てきましたが、感動が先にくる史劇は初めて見たという気がします。
お勧めかどうかというと、逆にストーリー展開で引っ張っていくドラマのほうが見やすい気がするので、あまり史劇慣れされてない方は少しハードル高めかな、という感じはするのですが、感動したい、人間ドラマが好き、という方にはお勧めしたい史劇です。


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆☆
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f0147413_23325215.jpg出演:ハン・ヘジン、キム・ジュヒョク、キ・テヨン、ユソン

2008~2009年、SBS、全20話。
空前のワインブームに沸く韓国から、韓国初となる本格ワインドラマが上陸!!ワインをこよなく愛すワインマスター、カン・テミンを演じるのは「プラハの恋人」のキム・ジュヒョク。伝統酒の蔵元で育ち絶対嗅覚を持つヒロインには、時代劇「朱蒙〔チュモン〕」で男性の心をわしづかみにしたハン・ヘジン。対照的なキャラクターふたりの掛け合いは見もの!ワインレストラン「テロワール」を舞台に、ワインに情熱を注ぐ人々の恋や人間模様、そして葛藤を描いた大人の物語。


感想

初回と最終回にフランスロケを入れていたわりに、韓国での反応はいまひとつだったらしいこのドラマ。ゆえにあんまり話題に上ることなく日本に入ってきたという印象でした。BSフジも、「朱蒙」を放送したから、同じヘジンちゃん出演ということで買ったんでしょうね。そういえば、BSフジなのに、字幕放送だったことは嬉しい誤算でした!(笑)同じく、嬉しい誤算は、そんなわけで期待も事前情報も殆どない中見たわりに、なかなか面白かったところです~。
もっとも出演者が、ハン・ヘジンちゃん、キム・ジュヒョクssi、キ・テヨンssiと、わりかし好きなメンバーだったことも大きかったと思います。毎週一回、惹きこまれて見ていて、実はとうとうDVDを途中から買いこんで、DVDで見終わりました。(TVで見た部分は振り返ってないけど…)

しかし、実は正直に書くと、終盤何が原因か不明ですが、ちょっと失速しました。DVDまで買ったというのに~(苦笑)う~ん、わりと好きなキ・テヨンssiが暴走し始めたからかしら…。いや、そうではないですね。ヘジンちゃんとジュヒョクssiの恋愛の描かれ方が、流れとして何となくシックリ来なかったというか・・・ジュヒョクssi演じるテミンは、かなりの間元カノのことを愛していると言っていて、ヘジンちゃん演じるウジュが自分を好きなことは知っているけど、だからこと遠ざけていたんです。そのウジュの片思いの過程はとても可愛くて切なくて微笑ましくて良かったのに、結構いきなりテミンは元カノからウジュに心変わりしたように感じてしまったんですよ~。そのあたり、TVで見ていた部分だから、カットされていたせいかもしれませんが・・・。元カノが意地悪なことを言ったりしても、なんか彼女の方が可哀想に思えたくらいです。(苦笑)テミンの気持ちの動きに、視聴者である私が付いていけなかった感じかな・・・。
それともう一つ、両想いになるまではウジュがテミンを好きで好きで、忘れられない、仕事にも身が入らないというくらいだったのに、両想いになったら、今度はテミンを置いて自分の夢を追いかけたいなんて言い出すところも、あまり好きな展開じゃなかったです。(苦笑)でも、これは完全に私の好みの問題なんです。仕事と男で迷って、仕事を選んで、結局男もそれを許して、最後には両方手に入れるみたいな流れが好きじゃないという・・・単なる、両方手に入れた女への嫉妬かっ!?(爆)
キム・ジュヒョクssiはカッコいいけど、けっこうハッキリしない男でもあるかなぁ・・・「プラハの恋人」では、ライバル役に流れた私でしたが、彼の役としてはプラハの刑事のほうが好きかも。

f0147413_0163879.jpgそうそう、何気にお店のシェフ見習いキム・ジュンス役のユ・ヒョンスssiが好きでした016.gif
彼、私の好きなファニと一緒にFTTSをやっていたブライアンに似てるんですよ~。だから親しみを持って見ていたというか。そして、チラッと歌うシーンがあって、歌もうまいと思ったら、やはり歌手出身ですね。このドラマの収穫は、彼を見つけたことかも・・・(笑)

でも、展開として、このドラマは面白いです。心に残るとかでは正直ないけど、サクッと次が気になる面白いドラマという感じでした。サクサクと面白いものを見たい時に、お勧めです!

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆
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f0147413_2321158.jpg出演:イ・スギョン、イ・ソンジェ、リュ・スヨン、ハン・ウンジョン

2008年、MBC、全16話。
韓国トップクラスのファンド投資会社社長、その名もハン・ミングク(大・韓民国)と、芸能界きっての美人女優イ・エリが6年間の結婚生活を解消し、離婚調停を始める。元妻イ・エリが請求した額はかつてない高額の1001億ウォン。しかも、彼らの弁護をするのは、かつて結婚を前提に同居していたが、今はマンションの権利を巡って争っている2人の弁護士、ウ・イギョンとピョン・ヒョク。エリとイギョンは親友だったが、やり手の弁護士が必要だからと、大きな弁護士事務所にいるピョン・ヒョクを、そしてすっかり世間に悪者扱いされていて弁護を引き受けて貰えないミングクは、エリの親友と知っていながら、イギョンに弁護を頼むことに。この絡まった糸が、4人を更に複雑な関係へと導く・・・
タイトルに掛けたネーミング、テ~ハンミングクッ、こと、ハン・ミングク役に、これまで「デイジー」など映画界で活躍していたイ・ソンジェ、そのハン・ミングクの弁護士でもあり、タイトルそのものでもあるウ・イギョン弁護士役に、「神様お願い」「ソウルメイト」のイ・スギョンが演じる。また女優イ・エリ役には「フルハウス」のハン・ウンギョン、イギョンの元彼でエリの弁護士ピョン・ヒョク役には「不良カップル」「18.29」のリュ・スヨンがキャスティングされている。脚本は「ミスターグッド・バイ」のソ・スギャン。放送時は、視聴者には好評だったが、裏番組で「一枝海」と「太陽の女」が高視聴率を出していて、「大韓民国弁護士」は最後までかなり苦戦した。

感想

最初リュ・スヨンssiペンのチングが先に見て面白かったと言っていたので興味を持ったのですが、他のブログさんでもなかなか好評だったようで、BS民放を録画して見ました。そしたら、最初の3話までで既に夢中になってしまったという早堕ち・・・(笑)カテゴリを作って何度も面白い!を連発してしまいました。(笑)何がいいって、キャラクターです。主演4人はもちろん、他の脇役もクセモノ揃いで、なかなか面白い人たちばかり。サブグ@大祚榮とか、オンマ@宮のチェギョン&花男のジャンディ、チョン・ウタク@ラブハンターなどなど。特にミングクの運転手の彼!ミングクにとても大事に愛されていて、素敵な存在でした~(*^_^*)
とはいえ、もちろん最大の魅力はハン・ミングクというキャラクターがめっちゃ可愛いアジョシだからです。変な人なのに優しい。でも優しさを表に出さない皮肉やさん。可愛い~vv
終盤、ちょっとだけ展開が遅いというかダレを感じたりもしましたが、素敵な大人のラブコメでした。キスシーンがなかなか出てこなくて、それをドラマの中でもネタにしてましたが(笑)終盤には、熱烈なやつをガッツリと・・・きゃ~んvv(*^_^*)


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆
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f0147413_2325122.jpg出演:チェ・スジョン、キム・ユミ、ユ・ホジョン、イム・ホ

2002年、KBS、全30話。
イ・ジェマは、ホ・ジュンが執筆した「東医宝鑑」をもとに四象医学を確立した19世紀の医学者であり哲学者。ホ・ジュンは膨大な東洋医学を中国漢方医学理論を借りて集大成したが、イ・ジェマは韓国固有の独創的な医学を確立したという点で、韓国医学の父と言われている。
2002年の韓国放映時は平均視聴率22.4%と高視聴率を記録。主演は「大祚榮」「太祖王建」「あの青い草原の上で」のチェ・スジョン。


感想

例によってBS民放で放送していたので、週に一回、見ていました。全30話なんだけど、噂では向こうではもっと長いのをカット編集したとかしないとか・・・ハッキリ分からないんだけど、見ていると、場面がとんでるように見えることもあったり、意味が分からないところがあったりしたので、カットして短くなってるというのは本当かもな~と思いました。
何はともあれ、このドラマ、こんなに突っ込めるとは・・・というくらい、突っ込みどころ満載です。ていうか、突っ込んでないと、つまんなくて見ていられない・・・あ、書いちゃった。(笑)このドラマ、面白いですか?(謎)私は本当につまらなかったです。よく30話も根性で見たな、と。チェ・スジョンssiでなければ、挫折していたことでありましょう。そうそう、出演者はなにげに豪華でしたけどね。「商道」のキム・ユミさんとか、ヨン・ナムセンこと、イム・ホssiとか、ポジャン王もいるし。(ポジャン王は途中で出なくなりますが)こんなに豪華キャストなのに、これほどつまらなくドラマを作るとはおそるべし・・・。って、毒、吐きすぎですね・・・;;
ドラマの作りは、イ・ジェマの医師への道がメインですが、それ以外の要素がすごく微妙で、本当に必要なエピソードなの?と思うことがたくさんありました。タイトルバックの妙な曲や踊りもすごい違和感バリバリだったんですが、これはひょっとして私が理解できない、意味のあるものなのかもしれないとは思ったのですが~。
あ~、なんか良いことが何も書けない。(笑)

満足度(☆6つが満点) ☆
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f0147413_22271474.jpg出演:キム・ヘス、チョン・グァンリョル、パク・ソンヨン、ソン・イルグク、パク・イェジン

2002年、KBS、全100話。
権力と愛欲の渦巻く王宮を舞台に、朝鮮中期に家門の没落とともに宮女になった通訳官の娘チャン・ヒビンが、その聡明さと美貌で王の寵愛を受け、自身の野望を燃やしてゆく全100話の大河ドラマ。
主役のキム・ヘスをはじめチョン・グァンリョル(粛宗)、パク・ソニョン(仁顕王后)、キム・ヨンエ( 明聖王后)など、言わずと知れた面々が脇を固め、また政敵として後半からソン・イルグク、パク・イェジンらも登場する。
韓国の三大悪女とは、チャン・ノクス(?-1506年)、チョン・ナンジョン(?-1506年)、チャン・ヒビン(1659年-1701年)の3人で、揃って朝鮮王朝時代に生きた女たちである。彼女たちは、身分の低い生まれながら、その美貌を武器にのし上り、それぞれ9代(燕山君)、10代(中宗)、19代(粛宗)国王に愛されるなどして、国政を意のままに操った。 ドラマ「張禧嬪」は、両班(貴族のような身分)でないチャン・ヒビンが、偶然出会った粛宗王と愛し合い、遂には、中人(今で言う民間人)としてはじめて王妃にまで上り詰めた、究極の愛憎と野望に満ちた歴史絵巻である。

感想

長かった・・・・全100話・・・(笑)
150話130話以上あった「大祚榮」よりも、全然長く感じたわ~(^_^;)
前半、42話の時点で一度私はこんなことをチラリと書いているのですが、そう、確かにこのころはまだ面白く見ていた気がします。(笑)そして、むしろ後半、ヒビンを失脚させる勢力として、ソン・イルグクやパク・イェジンが登場するのを楽しみにしていたくらいでした。しかし結果として、何だろうな~、ヒビンは呆れるほど酷い女として描かれているのだけど、一応主人公なので、その彼女を追い詰める人間としてイルグクssiやらイェジンさんやらが描かれているので、ヒビンにも思い入れできず、かといって、政敵である反ヒビンの勢力も邪魔に感じることがあったりなんかして、どちらにも思い入れが出来ず、みたいな感じになった私でした。
ちなみに、韓国では悪女ヒビンがのし上がっていくまでが高視聴率で、彼女が没落していく後半は落ちていったんだとか。(笑)視聴者はヒビンの味方だったわけですね。(笑)
面白く見ていた時期もあったけれど、100話を見終えて、私は朝鮮王朝の跡目争いのようなもの自体は嫌いではないけど、大奥チックな女性の権力争いモノは、若干向いてないのかもしれない、と思いました。(笑)
クーデターとか、そういうのは結構好きなんですけどね。(笑)それか、朝鮮王朝時代ならば、チャングム、ホジュン、商道などの偉人成功物語みたいなほうがいいかな~。といいつつ、これからも朝鮮王朝モノは見ると思いますけどね。(笑)「イ・サン」とか「太王世宗」とか。(笑)


満足度(☆6つが満点) ☆☆

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f0147413_2363284.jpg出演:チェ・スジョン、チョン・ボソク、イ・ドクファ、チェ・チョロ、パク・イェジン、ホン・スヒョン

2006年、KBS、全134話。
千年の歴史に幕を閉じた高句麗の意思を引き継ぎ、新国家・渤海を建国した英雄テ・ジョヨンの生涯を描いた感動作。「太祖王建」でチェ・スジョンと組んだキム・ジョンソン監督が、再びチェ・スジョンを主演に高句麗の滅亡から渤海の建国までを描く。キャストは他に、商道」のチョン・ボソク、「オールイン 運命の愛」のイ・ドクファ、「バリでの出来事」のパク・イェジンといった演技派が脇を固める。莫大な制作費をかけ、英雄たちの権力闘争、高句麗と唐の戦闘シーン、ラブストーリーとたくさんの要素が詰め込まれた秀逸作。

感想

2007年上半期の視聴率が高かったことで話題だったドラマで、「海神」のチェ・スジョンの新作史劇ということで気になっていたドラマだったのが、BS日テレで放送ということで、それまで見てきた史劇よりも格段に長いと躊躇する部分はあったけれど、毎日放送があるということで、とりあえず見てみることにしたんです。
いや~、やっぱり史劇のチェ・スジョンにハズレはない!という事を言う人がいるけど、これも当てはまりましたね。(私は今見てる「太陽人イ・ジェマ」は唯一ハズレなんですが…笑)とにかく、面白い。
しかし、このドラマは今まで私が見てきた史劇とは、また味が違うというか、それは演出のせいだと思うんですけど(笑)けっこう突っ込みながら見れたことも、面白く見れた要因の一つです。なにが、って、異常にアップが多い。(爆)引いたカメラアングルと同じくらいアップのアングルがあるのでは?という感じで、毎回誰かしらのアップで「続く」となるし、役者さんがカメラ目線で、いわゆる見栄を切る、切る。(笑)慣れるまでは、何なんだ、この芝居がかった演出は?と思っていました。でも、そんなのは慣れていくんですねぇ。(*^_^*)
そして、このドラマは戦いのシーンが本当に多い。高句麗の時代のドラマは、「朱蒙」「太王四神記」と見てきて、この「大祚榮」が3本目ですが、確かにその2本も戦って領土を広げる、または建国する、というシーンが多く、時代的に日本でいうと戦国時代みたいな感じで、必然的に主に現・中国(高句麗の時代は長いので、漢だったり隋だったり唐だったりと、国の名前は変わってますけど)との互いの侵略戦争が頻繁に出てくるのですが、今までの2本は戦いはあるけれど、それだけに重きを置かず、王宮での知略、奸計や、主人公が背負った運命の説明的エピソードや、ラブストーリーなどなど、それらがストーリーの半分以上を占めていて、戦いのシーンが強く印象に残ることがそんなにないので、比較的女性でも見やすく作られているのかな、という感じがするのです。でも、この「大祚榮」はそんなことはお構いなし。日本マーケットを意識することなく(日本の視聴者は女性が多いですからね~)ひたすら戦う、戦う、戦う・・・。ず~っと戦っていたといっても過言ではない作りのドラマなのです。特に出だしの1~5話くらいは、まだテ・ジョヨンが生まれる前の戦いで、とにかく出演者にも華がないし(笑)爺さんばっかりが出てきて戦うのです。これには、さすがの私もかなりの忍耐力が必要で、もしも戦いのシーンに全然興味がない人だったら、絶対に挫折モノだと思うくらいキツい感じでした。
ただ、そこを乗り越えると、そろそろ登場人物にも馴染みが出てくるので、ストーリーの面白さにひきこまれていくというわけです。実際、今再放送で最初から見返していると、最初の戦いの部分も、今なら理解できるせいか、その撮影のスケール、迫力もバリバリと感じられて、なぁんだ、最初から面白かったんだ、というのが分かるのです。【チェ・スジョンの史劇にハズレは無し!】・・・やっぱり、これは本当のようです。男性にも非常にお勧めです。

尚、「大祚榮」については、途中で色々と感想とかを語っています。興味のある方は、カテゴリー「大祚榮」を覗いてみてくださいね♪

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆☆
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f0147413_22581360.jpg出演:ソン・イルグク、ハン・ヘジン、チョン・グァンリョル、キム・スンス

2006~2007年、MBC、全81話。
韓国ドラマ初の高句麗建国の神話を映像化することで、放送前から大きな話題をさらった朱蒙。期待どおり、4週目から視聴率が30%を超え、全60話だったのが21話延長された。
また、71話目では、国民ドラマの条件といえる50%超えを記録して有終の美を飾った。
大ヒットの要因は、なんといっても「ホジュン」のチェ・ワンギュ作家と「チェオクの剣」のチョン・ヒョンス作家が作り上げるストーリーの面白さ。英雄の誕生と成長、そして建国への執念をスペクタクルに描きながらも、切ない恋や権力をめぐる人々の葛藤などを、繊細かつドラマチックに描き、さすがヒットメーカーとの評価を得た。(「韓国TVドラマ」より抜粋)


感想
とうとう、1年と8ヶ月くらいかな?テレビで週に一回の放送を見続けてた朱蒙が終わりました。
いやぁ~、最初は全81話を週に一回で放送だなんて、いつ終わるんだよ~って思っていたけど、終わってみると、早かったような気もします。
BSフジの韓ドラは全部葺き替えなので、最初は慣れずに、どうなのよと思ったこともあったけど(一部、ものすごく下手な吹き替えの人もいたし~)ただ、耳に入ってくる言葉がネイティヴであるということは、非常に分かりやすいという利点があることを再認識。
特に海外の歴史モノって、設定とかも分からないし、難しいじゃないですか。でも吹き替えで見ると、たまに余所見をしても分かるし(笑)とにかく見やすかったです。
ただし、基本的にはやはり日本語字幕のほうが、感情が伝わりやすくて面白いですけどね;
朱蒙は、高句麗を建国した英雄として登場しますが、実際はこの頃の資料が殆どなく(なにせ紀元前の話ですから)神話のように語り継がれているものを、擬人化してドラマにしたらしいので、やたら豪華な衣装やセットも、きっと想像だったんだろうな~。いや、本当に、私も色々時代物を見たけど、こんなに衣装が豪華で派手なドラマは初めてというくらい、綺麗でしたもん。
途中、面白くて、何度も先が気になったけど、そんな時もあれば、少し間延びしてるかな、なんて思った時期もあったり。長いから仕方ないよね。総合的には、とっても面白かったです!

それまで韓国の時代モノは、一番近代に近い、朝鮮王朝時代を扱ったものが多く、その中で高句麗を扱ったドラマは、ほんの最近作られ始めたそうです。なぜかというと、高句麗のあった場所が、現在の北朝鮮や中国あたりになるため、領国との関係なども絡まって、なかなか資料も集められず、ようやく最近関係が良好化しつつあるために、今、どんどん高句麗の時代モノがドラマ化されているそうです。韓国の視聴者には、飢えている時代や場所でもあるので、新鮮さがあって、だから高視聴率を取れるらしいですよ。

朱蒙は、建国をメインにしているけれど、それをとてもエンターテイメントな面で力を入れた作品という感じがするので、家族で見れるドラマとして定着したとか。
時代モノをあまり見ないという方でも、エンタメ性があるので、見やすいドラマです。
少し長いのが難点ですが、わりとお勧めしやすいドラマでもあります。


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆
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f0147413_23311424.jpg出演:ユン・ゲサン、Ara、カン・ナムギル、チン・イハン

2008年、MBC、全17話。
女性の心を掴んで放さない癒し系俳優ユン・ゲサンが冷血なビジネスマンに扮し、彼の体に憑依した中年男性の魂とその娘との日々を温かく描いた家族の愛の物語。
その憑依する中年男に「宮」のチェギョンのパパ役を演じたカン・ナムギル、そしてユン・ゲサンの相手役でもある娘役を、反町隆主演映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のヒロインオーディションで約4万人の中から見事選ばれ、日韓で活躍する美女Araが好演。
死という極限状態に置かれた幽霊が繰り広げる、笑いと感動のヒューマンドラマ。


感想

「愛に狂う」でケサン堕ちした私は、ケサンくんの新作ドラマということで非常に楽しみにしていました!
全体的にはケサンくんのコミカルな演技が光る、家族愛が前面に押し出された感動ドラマという感じで、面白く見ることができたのだけど、「愛に狂う」があまりに濃厚なラブストーリーだったため、このドラマのラブ要素が物足りなく感じてしまい、個人的には心に強く残るドラマにはなりませんでした。
相手役のAraちゃんは、もう~まるでお人形さんのように可愛くてナイススタイル。彼女の姿を見ているだけで、鑑賞の価値があるんじゃないかなどと思うくらい、容姿に恵まれてるなあ~とずっと思ってました。
が、年齢的にかなり若くて、ケサンくんとも離れているためか、お互い惹かれあうシーンはもちろんあるので恋愛エピソードもそこそこあるのだけど、接触が少なすぎ。(笑)
そもそも物語の半分は、ケサンくんに憑依したカン・ナムギルssiの人格を表現しているため、ケサンくんを通して、ナムギルssiとAraちゃん親子が、生きている時に出来なかった心の交流をする場面なので、これはもう恋愛ドラマではないな、という・・・。そう、ヒューマンドラマなのですね。私の認識が間違っていたのです。(笑)
というわけで、ヒューマンドラマで、いろんなケサンくんの演技を見たい!という人には良いでしょうが、恋愛ドラマを見たくて見てしまった私には、ちょっと向かない感じでした。面白くないことはなかったんだけどね~

満足度(☆6つが満点) ☆☆
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f0147413_0313584.jpg出演:ペ・ヨンジュン、ムン・ソリ、イ・ジア、ユン・テヨン

2007年、MBC、全24話。
まずは完全事前製作ドラマ・・・となる予定で話題を集めたが、結局放送自体も半年も遅れ、撮影も普通のドラマのようにギリギリまでかかってしまったらしい。
だが、韓国ドラマ界の巨匠キム・ジョンハク監督とペ・ヨンジュンのコラボレーション、総制作費50億円を越える大プロジェクト、済州島に建設された巨大セット…と放送前から話題を呼んだ。結果、視聴率も30%を突破し、イ・ジアら若手俳優の人気も高まっている。
また、音楽は、日本を代表する作曲家 久石譲。スタジオ・ジブリ作品などを手がける久石が、「太王四神記」の全ての曲を作曲した。そして日本放送版のエンディングテーマ「千年恋歌」は、アジアを席巻する韓国のコーラスグループ「東方神起」が歌う。
神話のに語られるチュシン国の王の星のもと生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が、数々の困難を乗り越え、天から与えられた四神の神器とその守り主をさがし当て、真の王へと成長する物語。優しさと強さを兼ね備えたタムドクを演じるペ・ヨンジュンの演技が見どころ。


感想

最初はBShiで始まったノーカット字幕版を週に一回、おとなしく見ていたのですが、だんだん我慢が出来なくなり、とうとう12話からDVDで一気に見てしまいました。(笑)
初めの部分は、まさしく作られた神話の世界で、まるでミニチュア・ロード・オブ・ザ・リング。
CGも効果的に使っていて、このドラマの大事な部分を派手~にご紹介。この、神話部分の流れは、実のところ見ながらかなり突っ込みどころ満載だな~~って思ってはいました。
ただ、スタッフの、このドラマへの意欲は感じられて、作りこんでいる苦労を想像すると、突っ込んじゃいけないんだろうな、と、思いなおしました。(笑)皆さんも、流したほうがいいです。(笑)
神話なんて、だいたい現実離れしてるもんだし、そういうもんだ、と思ったほうが楽しめる。
そして、それから3000年後の三国時代、歴史モノのお約束の子役時代から始まって、この子役代に、物語の基礎は頭に入れておきましょう。私は3話まで見たら、もう一度1話に戻って、最初から見直して4話に進みました。そしたら、かなり分かりやすかったですから。
このドラマ、最初のほうでは、話が複雑すぎるという理由もあって、子役時代、今ひとつ視聴率が伸びなかったと聞いています。(ヨン様出てきたらあがったらしいですが)

で、感想なんですが、面白かったです。ヨン様は最初皇太子なんだけど、王様になってからのほうが威厳があってよかったです。実際、演技も後半になるにつけ、評価が上昇していったと聞いています。まさしく熱演という感じがしたので、MBC大賞獲ったのも頷けました。
だけど、私が週一回でよいと思っていたのを、待ちきれなくなったのはヨン様のせいではなく、敵役のホゲ役ユン・テヨンが良かったからです。(笑)だからこの紹介画像もホゲさま。(笑)
タムドクと同じ、チュシンの星が輝く日に生まれた、王家の血をひくヨン家のホゲ。それが彼の悲劇の始まり・・・という風に、私はとらえました。(苦笑)
確かに彼は、回が進むにつれ、武将としての才能はあるけれど、王としての器ではないというのが明らかになってゆく人。けれど、運命の日に生まれたがために、母に伝説のチュシンの王の再来として幼い頃から教育され、周囲もそういう目で見守るなかで育ったせいで、自分でそれ以外の道を見出すことが出来なかったのよ~。
でも、彼はその道を進みながらも、自分の器に気づいている。だけどタムドクへの敵対心から、進むことをもう止めることが出来なくなっていくのね。
終盤になるにつけ、どんどんホゲが壊れてゆくのを見ていくのは、可愛そうで仕方がなかった。
彼は、違う日に生まれていたら、きっとタムドクの良き親友、そして良き家臣、右腕として共に最高の関係を築けていただろうに、と思わされる。子役時代、とても素直でタムドクのことも大好きな子だった、という設定だったから、なおさらです。
ま、ようするに、入れ込むキャラがいると、ドラマは面白く見れるという典型でした。(笑)

ところで、ネタバレはしませんが、ラスト、結末がちょっとボカしてあるような気がしてなりません。パート2の噂もあり、そのせいなのかしら?う~ん、あのラスト、気になる・・・(^_^;)


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆☆
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