一枝梅(イルジメ)

f0147413_2315134.jpg出演:イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュ、パク・シフ、イ・ヨンア

2008年、SBS、全20話。
悲劇的な運命を乗り越え、英雄へと成長していくイルジメの姿をユーモラスに描き、平均視聴率21%超と、同時間帯のドラマの中でも群を抜いた視聴率を記録した。
快活で明るいヨンと、悲しい運命を背負ったイルジメの、二面性を持つ主人公を演じたのは、映画「王の男」、ドラマ「犬とオオカミの時間」のイ・ジュンギ。彼の圧倒的な演技力と存在感は、間違いなく「一枝梅」の大きな魅力となっている。
2008年に放送された「快刀ホン・ギルドン」「必殺 最強チル」、そしてこの「一枝梅」は、庶民の味方としてあくどい役人に挑戦状を突きつける“義賊”の活躍を描いたフュージョン時代劇であり、そのどれもが韓国社会に笑いと感動を与えて、大きな反響を呼んだ。(「もっと知りたい!韓国TVドラマ」より、一部抜粋)

感想

「最強チル」はまだ未見ですが、「~ホン・ギルドン」大好きだったので、このドラマもかなり評判良かったし、楽しみに見ました。ところが、最初のころ、お約束の子供時代から話が始まるのですが、人間関係がすごく複雑で、とにかく分かりづらい。血縁のシガラミ、子供が入れ替わって育つなど、誰の子が誰で、本当はどうなんだ?とか、そういうことがなかなか頭の中で整理できなかったせいで、8話くらいまで実は乗れなかったのです。おまけに、イ・ジュンギは、犬とオオカミのときと同じくらい、ボロボロに怪我するわ、死にかけるわで、その苦しみ方とかも、最初は演技過剰のように、私の目には映りました。映画でしばらくやってきて、そういう関係なのかな?とか、理由を考えてしまったくらい。(笑)ジュンギの名声はかなりのもののようだし、彼の名前で客が呼べるくらいだと思うので、これでもかと目立つ演出にも、私が乗り切れなかった一因があったようにも思えます。
ところが。・・・8話を超えて、人間関係がようやく頭の中で整理できてから、一気に後半面白くなってゆき、それは加速度をましてゆきました。絡み合って、もつれ合っていた人間関係の糸が、徐々に解けてゆくにつれ、登場人物たちにも隠されていた謎が明らかになってゆき、その過程はとてもスリリングで面白い。
そしてなにより、このドラマの最高の持ち味は、親子愛を描いていること。ホン・ギルドンが男女の恋愛を軸にしているのに対して、イルイメは親子の情愛を深く描いていて、そのへんも後半の感動場面に大きく貢献していました。
心ときめくキャラクターは出来ませんが(ジュンギのファンじゃないので…)脇役にキラリと光るおじさん達がたくさんいて、それがかなり魅力的です。(笑)私は、ジュンギの育ての親と、元殺し屋から転身した坊主がお気に入りでした。(笑)
ラスト、よ~~~く見てください。脚本家の意図を受けて、監督さんのマニアックな演出が、見えない結末を導き出しています。ヒントは小道具です。(笑)


満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆
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by himeka_kisaragi | 2008-12-12 23:33 | あ行 | Trackback | Comments(8)
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Commented by ちゃび at 2008-12-13 00:21 x
犬に続き、充分ジュンギを堪能させていただきました!
時代劇でこんなに「面白い!」と思ったの初めてじゃないかな?
これを見たから「ホンギル」に入れました、アタイ(笑)
確かに序盤は人間関係が分かりづらくて…アナタと同じでした。

脇役もいい味だしてたよねぇ~主役を盛り上げてたよ
あの父親には泣かされた…
ただ、誰かさんの嫁が出てきたときは、ビックリしたけど…(笑)
Commented by masan4649 at 2008-12-13 02:47
マーです
ひめか様
私は最後の方まだ見ていないのですよ
私なかなかドラマ見る時間ないのが悩みです

そうですか人間関係の絡みがほどけるのですね
このドラマ視聴者はすべて悪人、血縁関係、などしっかり分かっていて出場者達はその関係に気付いていないというところが面白いですね。
義理のお父さんは本当にイイです
昔見た「茶母・チェオクの剣」の時あまり出ていないけれどとても印象に残っていて、その後見かけないと思っていたらこの好演
本当に良かったと思います

イジュンギの演技監督さんはベタ誉めでしたが
わたしも「ちょっとわざとらしいな!!」っておもいました
監督さんの意図したところなのでしょうか・・・・

「犬とオオカミ・・・」の方がイジュンギ君良かったと思うのは私だけ?
Commented by チアズ at 2008-12-13 21:55 x
「ホンギルドン」に嵌った私でしたが、コレを見てからこちらの虜になりました。
育ての親と坊主さん・・・いいキャラでしたよね。死んじゃった時は本当に泣けました・・・
ラストの小道具・・・?坊主が持っていたものの事ですか?イルジメが生きてるのか、死んだのか?の様な感じがしたのですけど・・・私の周りでは、どうなんだろうと議論が出ましたよ
Commented by himeka_kisaragi at 2008-12-13 23:03
ちゃび
これからは時代劇も平気になったかしら?(笑)
韓国でも、やっぱりヨンアボジは人気高かったんだってね~
もっと早く死ぬ予定だったのが、延びたんだって~vv
私、サンウ嫁、ぜ~んぜん、気づかなかった。
そして、今もあんまり顔を覚えていないよ。(笑)
印象、薄っ・・・(笑)
Commented by himeka_kisaragi at 2008-12-13 23:11
マーさん
そうですそうです、最後には人間関係の絡みがスッキリして、更にもう一つ絡みが発覚します~。
そうそう、ヨンアボジは最初、この話がきたとき、チェオク~と役が少しかぶるので、受けるのを考えたらしいです。で、監督と違いを強調するために、色々話し合ったらしいですよ~
ジュンギの演技は、私は、見終わった今、犬と同じくらいな感じです。(*^_^*)
Commented by himeka_kisaragi at 2008-12-13 23:15
チアズさん
それです、イルジメの生死に関することで、斬られたシーンをよ~く見ると、生死がわかると、雑誌に書いてありましたvv
まだ見てない人がコレを読むと悪いので、ここでは書きませんけども。(^_^;)
Commented by モア at 2008-12-27 08:35 x
ひめかさん おはようございます
『イルジメ』もそうですが時代劇って複雑で理解し難いですね
『イサン』面白いです←わりとわかりやすいわ
難しかったのが『太王四神記』ですね 最後まで理解できなかったです<笑い>
『快刀ホン・ギルドン』はハングルで見ました
もう1度字幕版で見るか悩んでいます←もう分かっているしねえ
『最強チル』楽しみにしています 
Commented by himeka_kisaragi at 2008-12-27 23:00
モアさん、こんばんわ~vv
「イ・サン」は絶対に見ようと思っているんですが、ひょっとしてそのうちどこかTV局(CS以外)で放送するかなぁ~と思って、DVD視聴するかどうか悩み中です。(笑)なんといっても、ソドンヨ、チャングム、ホジュン、商同の監督さんですから、期待してしまいますvv

イルジメ、そうなんです、ちょっと難しい設定だったので、馴染むまでに時間がかかりました~;;でも結果的には面白いドラマでしたvv
ホン・ギルドンは、ハングルですか!凄いなぁ~。私もたま~にリアル視聴をしたりすることもありますが、それは好きな俳優が出ていて、待ちきれないから、姿だけでも見たい時で、内容はさっぱりわからない状態なので、日本語字幕も必ず見ちゃいます~~(^_^;)
「太王~」は、私は最初1~3話を見て、また最初に戻って見返したのが良かったのか、わりと設定は把握しつつ見れた気がします。
そしてホゲに惚れてしまったので(笑)面白く見れました。(笑)
「最強チル」も、楽しみですね~vvエリックがどんな時代劇ヒーローを演じるのか、早く見たいですvv