雲が描いた月明かり
2017年 01月 30日
出演:パク・ポゴム、キム・ユジョン、ジニョン
2016年、KBS、全18話。
『応答せよ1988』で大ブレイク、韓国で今、最も旬でホットな花美男と称されるパク・ボゴムと、『太陽を抱く月』『ラブリー・アラン』に出演した子役出身の実力派女優キム・ユジョンの豪華共演で贈るラブコメ時代劇。
放送されるやいなや主演ふたりの好演に視聴率はうなぎのぼり。韓国では最高視聴率20%以上を記録し、10月に放送が終了したばかりの最新作。19世紀の朝鮮時代を舞台に、ツンデレ王子イ・ヨンとキュートな男装宦官ラオンの甘くキケンな恋模様が展開する。
〈感想〉
これは韓ドラ見てる方から一度聞いたことがあったドラマでして、ただヒロインが私にとっては本当に子役から見ている子なだけに、純愛とはいえ違和感がどうしてもありました。パク・ポゴムくんは他のドラマでも成年男子の役で(笑)見ていたのでそんなに問題なかったのですけども。
そしてオンライン小説が原作とはいえ、ちょっと私的には「ありえんだろ~」という展開の連続で、有り得なくても別にいいのだけど、その分私の中の温度は下がりました。とはいえ、同じく有り得ん話でも受け入れられる話もあるので、多分このドラマの少女マンガ的なリアル設定を無視したロマンス第一の流れが苦手なんだと思います。同じく有り得なくても、王宮が舞台ではなく、例えば貴族クラスのお家がメインであったなら、そこそこいいんじゃないかと思ったように感じるんですけど、王宮だとどうしても歴史とか、史劇の常識とかが気になってしまう。
というわけで、何だか話題だったとは思うし、一緒に観てた母はポゴムくんが気に入ったみたいで面白がって観てたけど、私はあまり乗れない話でした。多分記憶からすぐ消えてしまうだろうなぁ。周りとの温度差という意味も込めて、「王女の男」を見た時を思い出しました。(笑)
満足度(☆6つが満点) ☆☆