出演:キム・ガンウ イ・シヨン オム・ギジュン ハン・ウンジョン チョン・ボソク イ・デヨン
2014年、KBS、全20話。
放送当時、韓国の“今ハマっている番組調査”で第1位に輝いた傑作サスペンス。
韓国経済を動かす秘密サークル「ゴールデンクロス」の陰謀と、それに立ち向かう検事の復讐を描く。キム・ガンウが巨大権力に立ち向かう検事を熱演。
<感想>
ドラマについての検索をしていたら、何とこのドラマ、どうやら最初はパク・シフさんが出る予定だったみたいですね。何があって違うことになったのか分からないけど、出演者でかなり印象は違ったのではないかしら。
正直、このドラマを最初に見た時に、ずいぶん地味な主演とヒロインだな~と思いました。キム・ガンウさんのファンの方には申し訳ない。悪気はないのです。結果、熱演でとても面白かったことを、先に書いておきます。
それでも、これも悪気はないのですが、ヒロインとして(最終的にヒロインではないとも言えるのだけど)イ・シヨンさんというのは、とても地味な印象を受けます。少しドラマの格が下がるというか、わき役はチョン・ボソクさんやオム・ギジュンさんなどが出てきて、とても華やかなのにね。もしかしてヒロインも最初は違うキャスティングだったのかしら。パク・シフさんが主演だと、ヒロインにイ・シヨンさんというのは、少し物足りないから。パク・シフさんが主演じゃなくなって、ヒロインも見なおされたのかな~なんて、勝手な憶測ですけどもね。
ただネットでも視聴率があがっていったように、地味目なキャストではあるものの、ストーリーは復讐ものとして、なかなか見応えのある面白いドラマでした。ただ最終的に…ネタばれになるかもですが、キム・ガンウさんが愛するのがイ・シヨンさんではなくなってしまうのが、何とも急展開なイメージでした。もちろん最初から本気ではなかったと言えばそうなのかもしれませんが、他の女性との絡みが殆どなかったので、終盤唐突に、という感じがしたのは私だけではなかったのでは・・・。何か途中で脚本変更みたいなものでもあったんでしょうかねぇ。それでももちろん最初から敵の娘みたいなものですから、うまくはいかない関係なのは分かりますけど、そこで本気で悩むのが韓ドラではないですか。(笑)一途は韓ドラのセオリー。それが違う展開で若干肩すかし気分でした。
でも全体的には、悪の組織を味方にした極悪人に復讐を仕掛ける主人公の話としては面白かったです。
満足度(☆6つが満点) ☆☆☆