イニョプの道

f0147413_23133077.jpg出演:オ・ジホ、チョン・ユミ、キム・ドンウク、イ・シア

2014年、JTBC、全20話。
朝鮮時代の閨房(女性の居住空間)の女性たちと下女たちの隠密で不埒な生活から風流な閑良(ハンリャン:朝鮮王朝時代、一定の職なしに遊んで暮らした下級の貴族)たちと逞しい下男たちの魅力あふれるライバル対決まで描いた、モダンロマンス時代劇。両班から奴婢の身分に転落してしまうヒロイン、イニョプ(チョン・ユミ)、王の庶子であることを知らず奴婢として生きるムミョン(オ・ジホ)、 イニョプの婚約者だった名家の御曹司ウンギ(キム・ドンウク)、イニョプの親友でありながら、密かに嫉妬の炎を燃やすユノク(イ・シア)。この4人の恋愛模様を中心に、 厳しい身分制度を乗り越え力強く生きるヒロインの姿を描く。
<感想>

このドラマの感想を書くにあたって、上記の資料を探したのですが、元のタイトルが「下女たち」だったせいなのか、なんとも“不埒”とか“逞しい”とか、ずいぶん大人な(笑)感じのドラマっぽいドラマ紹介が載っていてビックリ。でも、主演のチョン・ユミさんの雰囲気のせいなのか、はたまたこの紹介がズレているだけなのか、実際観たドラマは、日本語タイトルどおり「イニョプの道」というほうがしっくりくるような、そんな怪しげなエロい感じは全然しなかったです。王様にお仕えするくらいの高い父を持った両班の中の両班の娘イニョプが一転奴婢として下女の生活をすることになるのだけど、下女同士や下男との関係もそんなに露骨なものでもなかったし、旦那様に遊ばれる下女もいる中で、イニョプはけっこうまともに扱って貰ってるほうで(意地悪はされまくるけど)それは下男仲間のオ・ジホや、許嫁だったキム・ドンウクが(最初は)守ってくれるからだったりするんですけどね。
チョン・ユミさんが両班から下女へと堕ちていく、という設定なのですが、彼女自身は扱いは変わるけど、キャラクターが変貌するほど、身を滅ぼすような堕ち方をするわけではないし、ラストなんて気が抜けるようなラストのように思えて、ますます「下女たち」なんてタイトルにしなくて正解だったと思える、普通のドラマでした。
けなげに頑張るイニョプが、数々の困難を乗り越えていく、そして、彼女を思うがあまり身を滅ぼしてしまう男がいて、彼女を見守る男がいて、そのへんのドラマとそう変わりがあるとは思いませんでした。
面白かったけれど、ラストの回の平穏ぶりを思うと、なんだかなぁ~という気持ちになるというか、それでも演じたのが清楚な感じのチョン・ユミさんだったから、こういうラストが似合うんだろうな、とも思いました。もしヒロインのキャストが違っていたら、どちらかというと堕ちて堕ちて、救いのない物語のほうが面白かったんじゃないかな、なんて個人的好みですけど思いました。というわけで、感想は、普通のドラマ。

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆


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by himeka_kisaragi | 2015-09-29 23:22 | あ行 | Trackback | Comments(0)
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