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君の声が聞こえる

君の声が聞こえる_f0147413_22455195.jpg出演:イ・ボヨン、イ・ジョンソク、ユン・サンヒョン

2013年、SBS、全18話。
2013年6月5日から8月1日まで全18話で放送されたSBS水木ドラマ「君の声が聞こえる」は、2013年を通して視聴率と話題性の面で圧倒的な成果を出した作品だ。しかし、「君の声が聞こえる」は正式に編成され放送されるまでどのドラマより紆余曲折が多かった。同枠の前番組「私の恋愛のすべて」が一桁の視聴率で苦戦を強いられていたうえに、初回の放送があいにく同時間帯1位をキープしていたMBC「男が愛する時」の最終回と重なったのだ。泣き面に蜂で、コ・ヒョンジョンのドラマ復帰作「女王の教室」がライバル作品として編成され、「君の声が聞こえる」の先行きがさらに予測できない状況となった。案の定、「君の声が聞こえる」第1話の視聴率は7.7%(ニールセン・コリア全国基準、以下同一)に過ぎなかった。苦労して放送をスタートさせたにもかかわらず、無惨な成績をつきつけられたのだ。しかし興味深いのは、初回の放送以降、ネットを中心にこのドラマに対する口コミが広がり始めたという事実だった。「久しぶりに良いモノが出てきた」という世間の評価の中で、第2話の視聴率はなんと5%も上昇した12.7%を記録した。同時間帯1位の快挙だった。第11話の視聴率は20%を超え、人物間の葛藤がピークに達した第16話では、最高視聴率24.1%を記録した。第1話の視聴率に比べ、なんと3倍近く視聴率が上昇したのだ。最終的にこのドラマは、全国平均視聴率18.8%、首都圏平均視聴率20.7%という偉業を達成し、華やかに幕を下ろした。
二人の弁護士と、出会った人の心の中が読める特殊な能力を持つ青年が主人公で、法廷サスペンス、ファンタジー、そしてラブロマンスと、さまざまな要素がつまった韓国の大ヒットドラマ。


<感想>

放送が決定するまでも紆余曲折だったらしいドラマが、1話を終えてからネットで口コミで広がって、2話以降一気に視聴率があがり、そのまま最終回まで独走だったとか。まったく知らずに見ましたが、本当に面白かったです。途中の感想はカテゴリ「君の声が聞こえる」で語っていますが、あまり内容には触れていないので、私の途中の盛り上がりを参考にしたいという方がいるようであれば(笑)そちらをご覧ください。
「シークレット・ガーデン」でも目はつけた青年でしたが、ここまでスタイルのいい子だとは、その時には気づきませんでしたよ。今回の役はカッコいいというよりは、可愛い感じがしました。いや、もちろん彼の役を見てカッコいいと思った人もたくさんいるでしょうけれど、やはりイ・ボヨンさん相手でしたので、可愛いという風に見えましたね。でも何も知らなかったので、ユン・サンヒョンさんも出ていたし、しかもすごくいい人の役だったし、当然最初はどうであれ、途中からユン・サンヒョンさんとの恋愛模様になるんだろうな、と思っていたので、終盤まで彼が引っ張っていたから驚きました。思いきりますね~、脚本家さん。(笑)最終的にどうなったかは、もし知らずにこれからドラマを観るという方のために、書かないでおきます。(もう余所で読んでるかもしれないけど…笑)
このドラマは、説明のほうにも書いてあるけど、法廷サスペンスと、心の声が聞こえるというファンタジックな設定と、そしてラブラインの3本柱で出来ていて、それが非常に上手に組み合わさっていたと思います。比重がどれかに偏り過ぎていると、視聴者もその部分だけが好きな人に限定されたかもしれません。それがうまく比重がとれていたから、多くの人の関心を生んだ結果の高視聴率だったんじゃないかな。
主演はイ・ボヨンさんだと思ってずっと見ていたんですが、最後の方でイ・ジョンソクくんの視点でナレーションが入ったりしていたので、あ、主役はこの子なんだ、と思いました。それもなかなか冒険でしたね。イ・ボヨンさん、ユン・サンヒョンさんを相手に、でも彼はものすごく熱演だったと思うし、高評価に値する演技だったと思いました。また見た目がね~、本当素晴らしい。(笑)きっとかなりブレイクしたんだろうな~。「ドリームハイ」のキム・スヒョンくんくらいブレイクしていたら面白いですが、まだそこまではいってないのかな?日本での大ブレイクは、やはりNHKで扱うドラマに出ることかもしれませんね。(笑)横道に逸れましたが、とにかく、とにかーく、面白いドラマでした。今年の私のランキングに入るでしょう。お勧めのドラマです。

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆
by himeka_kisaragi | 2014-11-03 23:31 | か行

「宮」以降に見たドラマの感想のみで、それ以前に見たドラマについては、今のところ書いてありません。記事にないドラマについてコメントをくださる場合はカテゴリー「新フリーコメント」の記事にお願いします。※「フリーコメント」はコメントが増えすぎたので変えました


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