大祚榮

f0147413_2363284.jpg出演:チェ・スジョン、チョン・ボソク、イ・ドクファ、チェ・チョロ、パク・イェジン、ホン・スヒョン

2006年、KBS、全134話。
千年の歴史に幕を閉じた高句麗の意思を引き継ぎ、新国家・渤海を建国した英雄テ・ジョヨンの生涯を描いた感動作。「太祖王建」でチェ・スジョンと組んだキム・ジョンソン監督が、再びチェ・スジョンを主演に高句麗の滅亡から渤海の建国までを描く。キャストは他に、商道」のチョン・ボソク、「オールイン 運命の愛」のイ・ドクファ、「バリでの出来事」のパク・イェジンといった演技派が脇を固める。莫大な制作費をかけ、英雄たちの権力闘争、高句麗と唐の戦闘シーン、ラブストーリーとたくさんの要素が詰め込まれた秀逸作。

感想

2007年上半期の視聴率が高かったことで話題だったドラマで、「海神」のチェ・スジョンの新作史劇ということで気になっていたドラマだったのが、BS日テレで放送ということで、それまで見てきた史劇よりも格段に長いと躊躇する部分はあったけれど、毎日放送があるということで、とりあえず見てみることにしたんです。
いや~、やっぱり史劇のチェ・スジョンにハズレはない!という事を言う人がいるけど、これも当てはまりましたね。(私は今見てる「太陽人イ・ジェマ」は唯一ハズレなんですが…笑)とにかく、面白い。
しかし、このドラマは今まで私が見てきた史劇とは、また味が違うというか、それは演出のせいだと思うんですけど(笑)けっこう突っ込みながら見れたことも、面白く見れた要因の一つです。なにが、って、異常にアップが多い。(爆)引いたカメラアングルと同じくらいアップのアングルがあるのでは?という感じで、毎回誰かしらのアップで「続く」となるし、役者さんがカメラ目線で、いわゆる見栄を切る、切る。(笑)慣れるまでは、何なんだ、この芝居がかった演出は?と思っていました。でも、そんなのは慣れていくんですねぇ。(*^_^*)
そして、このドラマは戦いのシーンが本当に多い。高句麗の時代のドラマは、「朱蒙」「太王四神記」と見てきて、この「大祚榮」が3本目ですが、確かにその2本も戦って領土を広げる、または建国する、というシーンが多く、時代的に日本でいうと戦国時代みたいな感じで、必然的に主に現・中国(高句麗の時代は長いので、漢だったり隋だったり唐だったりと、国の名前は変わってますけど)との互いの侵略戦争が頻繁に出てくるのですが、今までの2本は戦いはあるけれど、それだけに重きを置かず、王宮での知略、奸計や、主人公が背負った運命の説明的エピソードや、ラブストーリーなどなど、それらがストーリーの半分以上を占めていて、戦いのシーンが強く印象に残ることがそんなにないので、比較的女性でも見やすく作られているのかな、という感じがするのです。でも、この「大祚榮」はそんなことはお構いなし。日本マーケットを意識することなく(日本の視聴者は女性が多いですからね~)ひたすら戦う、戦う、戦う・・・。ず~っと戦っていたといっても過言ではない作りのドラマなのです。特に出だしの1~5話くらいは、まだテ・ジョヨンが生まれる前の戦いで、とにかく出演者にも華がないし(笑)爺さんばっかりが出てきて戦うのです。これには、さすがの私もかなりの忍耐力が必要で、もしも戦いのシーンに全然興味がない人だったら、絶対に挫折モノだと思うくらいキツい感じでした。
ただ、そこを乗り越えると、そろそろ登場人物にも馴染みが出てくるので、ストーリーの面白さにひきこまれていくというわけです。実際、今再放送で最初から見返していると、最初の戦いの部分も、今なら理解できるせいか、その撮影のスケール、迫力もバリバリと感じられて、なぁんだ、最初から面白かったんだ、というのが分かるのです。【チェ・スジョンの史劇にハズレは無し!】・・・やっぱり、これは本当のようです。男性にも非常にお勧めです。

尚、「大祚榮」については、途中で色々と感想とかを語っています。興味のある方は、カテゴリー「大祚榮」を覗いてみてくださいね♪

満足度(☆6つが満点) ☆☆☆☆☆☆
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by himeka_kisaragi | 2009-04-16 00:23 | た行 | Trackback | Comments(5)
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Commented by りんご飴 at 2009-04-16 23:27 x
テジョヨンは本当に面白かったですね。
骨太な男くさいドラマでした。
ドアップドアップ、二人の会話のシーンも一人一人が交互にドアップ。みたいなカット割りは斬新でした。
戦いのシーン(流血シーン)とかが苦手で、史劇でもチャングムとかホジュンとかそういったものから見始めたんですが、ソドンヨやチュモン等々戦いシーンもあるものにチャレンジして、少し免疫ができてから、見たのも良かったかな。と、思います。

テジョヨンは主役もそうですが、脇を固める人たちが本当に素晴らしく、悪役でも愛すべき部分を持っていたり、思いのほか笑えるシーンが多くあったり、本当に飽きずに見る事ができました。
とはいえ、私はテジョヨンのまだ後半半分くらいしか見てないんで、先週からの再放送が本当にありがたいです。ワクワク(^u^)
Commented by himeka_kisaragi at 2009-04-16 23:45
りんご飴さん
まだこれからたっぷり楽しめるから、ある意味羨ましいところですが、再放送を見返しても十分自分が楽しめているので、初めて見る人も、2度目の人も楽しめるというところが凄く良いですね♪

アップで笑ったのは、なんか、顔が全部出てなくて、上下カットみたいな画面割りのアップというところです。そこまでアップにする必要があるのか?と何度突っ込んだことか。(笑)

脇役のキャラクター、最初はだれがだれやら分からなかったんですが、それぞれが悪役も含めて色濃かったですよね~。
悪役たちは、ドラマを見ているときは本当に憎たらしかったんですが、今から思えば大事な盛り上げ役でしたね。(*^_^*)
Commented by futonlove at 2009-04-18 10:54
毎日、このドラマに嵌り気づけば4か月くらい経ってしまったけど、最後まで見て、また再放送見たらやっぱり面白いですよね~。
ひめかさんのオススメがなければ、100%このドラマを見ることはなかったので、勧めて頂き大感謝です~。
男臭いドラマであることは確かなんだけど、意外と恋愛面もしっかり描かれていて、泣けるしトキメキもあるし笑えるシーンもかなり多いし、本当に美味しいドラマですよね。(*^-^*)
というか、このドラマに嵌ったら、他の史劇の良さが分からなくなりそうなのが一番の心配です。
Commented by himeka_kisaragi at 2009-04-18 23:22
futonloveさん
私もさすがに最初からこれをお勧めするつもりはなかったんですが(なにせ史劇を殆ど見たことがないということでしたから…笑)普通は朝鮮王朝時代の人物成功記みたいな、チャングムやホジュンや商道などなどのほうが入りやすいような気がするんですよ。もしくは、戦いがあってもいろんな要素満載のエンタメ性のある「朱蒙」とか・・・ただ、分があまりに当時ハマッていて、日記に抑えられない気持ちを書いていたがために(笑)futonloveさんを知らず知らずに刺激していたようで・・・(^_^;)挙句、レッドクリフがお好きなら大祚榮も大丈夫かも~?といって誘惑したんでしたよね。(笑)

今後のfutonloveさんの史劇の見方ですか~~
私的には、戦う時代とは一味違う、朝鮮王朝時代の人間ドラマの史劇の面白さも味わっていただきたいという思いではあるのですが、そこはその人の感性とのマッチングの問題でもあるのでね~。
ある程度「大祚榮」からの切り替えも必要があるかもしれないので、しばらく好きなだけ、それこそ飽きるまで(笑)大祚榮に浸り続けて、飽きてきたら、違う史劇に挑戦してみるっていうのは、どうかしら?(笑)
Commented by himeka_kisaragi at 2016-07-04 22:57
ばーばさん、こんばんわ。
私がこれを見たのは、もう何年も前になるので、細かいところはすっかり忘れてしまいましたが、ここまで長い歴史ドラマを見たのはこの時が初めてだったと思います。それなのにずっと面白く見れたので星評価満点にしました!今も高麗から朝鮮王朝時代へと移るドラマを見ていますが、時代が変わるというのはドラマティックだからか、とても面白いですね!

ちなみに私はスベクヒャンは見たことがないんです。いつか見てみたいですね!ヽ(*^^*)ノ